当院の皮膚手術の特徴

手術の適応を吟味する

皮膚の腫瘍に対して「手術をするべきかどうか」を吟味するときに重要なのが

  1. 術前診断
  2. 患者さんの意思
  3. 担当医の手術への自信、 だと考えています。

術前診断にて悪性が疑われる腫瘍の多くは、すぐに手術をしなければいけません。
一方、良性腫瘍の場合は、すぐに手術をする必要はありません。
良性腫瘍を手術するかどうかの決定は、基本的に患者さんの意思に任されます。良性腫瘍であっても、手術を引き延ばしているうちに、結局感染したり、大きく育った結果、大手術になる場合もあります。
一方、将来それほど大きな問題を起こさない腫瘍もあります。これらの面を含めて患者さんに十分ご説明させていただきたいと思います。
当院では、術前診断に、問診・視診・触診のみならず、ダーモスコープや超音波診断装置などの器具を使い、できる限り正確な腫瘍像を描きます。

手術前よりも美しく

皮膚の腫瘍手術では、「悪いものを取る」という目的とともに、「手術前よりも見た感じが良くなる」ことが強く要求されます。腫瘍を取ったものの、醜い傷跡が残ったというのでは、何のために手術をしたのかわからなくなる場合があります。
当院では、形成外科技術により、腫瘍を取る方向や糸の選び方・かけ方、アフターケアに至るまで、「どうせ手術するならばきれいに取ろう」の精神で手術を行います。

傷のきれいな縫合

形成外科医は、はじめに傷をキレイに縫う技術を徹底的に叩き込まれます。
手術部位や外傷はどうしても痕になりますが、なるべく目立たない細い線になるよう 、丁寧に縫います。

皮膚腫瘍切除

いわゆる「脂肪のかたまり」と呼ばれる皮膚腫瘍のほとんどは、自然に治ることは なく、だんだん大きくなります。腫瘍が小さいときに取り去る手術を行うほうが傷が小さくてすみます。
悪性が疑われる腫瘍の場合、ダーモスコープであらかじめ目安を付けることが出来ます。

陥入爪治療

「VHO」「マチワイヤ」「人口爪(ナオルン))による陥入爪治療ができます。(自費診療)。
またご自分で着脱できる巻き爪矯正器具・「まきづめクリップ」の 販売を行っております。
手術を伴う保険診療も行っています。残った爪がなるべく細くならないように手術します。

ホクロ手術

ホクロ手術は、その診断、手術方針、手術手技、美容的な配慮など、非常に奥の深 い世界です。
「ホクロをとりたい」理由が「ガンを心配して」か、「見た目を気にして」か、その 中間かで、治療方針は全く異なります

あざの治療

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