しっしん、むしさされ、アトピー性皮膚炎
「かゆい」症状がある場合は、かゆみがきちんと止まるようにすることが大切です。
ステロイド治療を行う場合は、短期間できちんと効くものを処方します。ステロイドをやめるとすぐ再発する場合は、再発の原因を考える必要があります。
ステロイドは、よく効くのですが、やめ方を工夫しなければいけない場合もあります。
いぼ
主に、液体窒素で治療を行います。
液体窒素でなかなか治癒しない場合は、塗り薬と液体窒素の併用で治癒することもあります。
足裏のイボの場合、治療が進むにつれ、その部分の皮膚が硬くなりますので、少しずつ削りながら治療してゆきます。
水虫
水虫が本当にいるかどうかの診断が一番大切です。
実際には水虫ではないのに、水虫の薬を塗ったために、かえって皮膚炎がひどくなっている方をよくお見かけします。
顕微鏡で水虫がいるかどうかを診断した上で、治療を行います。
爪水虫
爪が厚くなると、爪水虫の可能性を考えます。
しかし、厚い爪全部が爪水虫とは限りません。
外傷性変形や、他の疾患の場合もあります。爪水虫ではないのに治療しても、治らないばかりか、意味のない内服薬を長期にわたって服用することになります。
かならず、水虫が存在することを検査して確認の上、治療を開始しましょう。
肌荒れ
季節の変わり目などに、お顔に湿疹ができ、そのまま治らない場合があります。
女性患者さんの場合、普段のお化粧品が悪化の原因になることもあります。
単に治すお薬を塗るだけではなく、日常の注意についてもきちんと指導を受けましょう。
手荒れ
手は毎日よく使う部位ですので、いったん荒れるとなかなかすぐには治りません。
水を使ったあとは、やわらかいタオルでふき取り、必ずハンドクリームを塗ること、夜の間にあかぎれを治す治療をすることなどを心がけましょう。
にきび
青春のシンボルとも言われますが、最近は20歳前半の女性のニキビが増えています。
また、年齢が高くなると、生理前のニキビには悩まされます。
いろいろなタイプのニキビにふさわしい治療を提案いたします。